G大阪FW坂本、初ゴールで勝利貢献「落ち着いて決めるだけ」
◇明治安田生命J1リーグ第15節 G大阪2―0広島(2022年6月29日 パナスタ)
明治安田生命J1リーグは1試合が行われ、G大阪が広島に快勝し、連敗を4で止めた。5月25日に予定されていたカードで、広島に新型コロナウイルス感染者が複数出た影響により中止となった代替試合。FW坂本一彩(いさ、18)のJ1初得点などで勝ち点3を挙げ、J2降格圏を脱出する12位に浮上した。
鮮烈な初ゴールを突き刺した。前半36分に1点を先制した直後の39分、MF小野瀬のシュートのこぼれ球を坂本がペナルティーエリア中央から右足で押し込んだ。前節札幌戦に敗れ4連敗で迎えた一戦。加えて中2日の過密日程。仮に5連敗となれば98年以来24年ぶりの屈辱だった窮地をJ1出場5試合目、ホーム初先発となる18歳の若きストライカーが救った。
「落ち着いて決めるだけのボールだった。監督から試合に入る前“おまえならできる”と言われ、気持ちよくやることができた」
次節も中2日で浦和とホームで激突する。片野坂監督は「いい準備をして、フレッシュな選手を見極めた中で、喜び合えるように準備する」。一丸で再び勝利をつかみ取る。