懐かしい…。ガンバ大阪、歴代外国人5人のその後。浪速の黒豹、東欧の貴公子の現在は?(2)
1980年に創設されたG大阪(前身の松下電器産業株式会社サッカー部を含む)には、これまで多くの外国人選手が在籍してきた。過去に所属した選手たちの活躍を覚えている人も多いと思うが、退団後のキャリアを知る人は少ないだろう。今回は、過去に在籍した外国人選手が退団後どんなキャリアを歩んでいるのか。懐かしの外国人選手のその後を紹介する。
マグノ・アウベス(元ブラジル代表)
生年月日:1976年1月13日
在籍期間:2006年1月~2007年11月
ガンバ大阪通算成績:75試合52得点6アシスト
ガンバ大阪でのマグノ・アウベスの活躍は見事だった。2006年1月に加入すると、1年目からリーグ戦31試合で26得点をマーク。J1得点王に輝くと、翌シーズンにはクラブを史上初のJリーグカップ(当時ヤマザキナビスコカップ)優勝に導いた。しかし、2007年11月に練習を無断欠席し、サウジアラビアのアル・イテハドと接触していたことが発覚。契約違反となる行動を取った同選手は、同月に契約を解除された。
マグノ・アウベスは日本を離れた後、サウジアラビアやカタール、ブラジルの様々なクラブでプレー。2019年2月に母国のフロレスタを退団後は無所属が続いたが、2020年1月に44歳でブラジル4部のアラゴイニャスと契約した。同年11月に退団後は再び無所属となったが、2021年1月にコーカイアに加入。約半年間プレーした後、45歳でスパイクを脱いだ。
昨年引退したマグノ・アウベスは現在、2018年に開設した自身のサッカースクールを運営。また、YouTubeチャンネルを開設し、演説者としても活動している。インスタグラムでは他の起業家などとライブ配信を行うなど、母国で新たな人生を歩んでいる。