G大阪GK東口が首位・横浜戦で196日ぶり出場へ 指揮官「ヒガシは出ます」夏場の反攻開始や
G大阪GK東口順昭(36)が、18日の横浜戦(パナスタ)でスタメン出場をする見込みとなった。17日に取材に応じた片野坂監督は「ヒガシ(東口)は出ます。使いたいと思います」と明言。出場すれば、21年12月4日のリーグ湘南戦以来196日ぶりとなる。
東口は2月の沖縄キャンプ中に右膝内側半月板を損傷。3月15日に手術を行い、リハビリを続けてきた。その中で指揮官がGOサインを出せたのは6月中旬に完全非公開で行われた練習試合のパフォーマンス。「良かったので、試合に使おうと思っている。練習を含めて存在感がある。スピード、キック、セービング…どれもトップレベル。復帰して良くなってきている」。
そして守護神不在の間は一森純や加藤大智、石川慧の名前を挙げ、今後も東口を中心にハイレベルなGK競争に期待した。また「ブランクが長いのでスタメンかベンチかは考えるけど、戦う準備はできている」と慎重な姿勢を示したが左ヒラメ筋肉離れで4月中旬から離脱していたしていたMF倉田秋(33)もメンバー入りする方向だ。
チームは15試合終了時点で勝ち点17の13位。約3週間のリーグ中断期間を経て戦力が戻りつつあるのは前向きな材料で「今後に向けて意思統一を図れた。有意義に過ごせたし、マリノス戦から期待できる」(片野坂監督)と戦術の落とし込みにも手応えを感じている。あとはリーグ再開戦で首位・横浜を叩いて夏場の反攻に出るだけだ。