【J1注目プレビュー|第16節:鳥栖vsG大阪】ポイントは強度とスピード、試合をコントロールするのは?
【明治安田生命J1リーグ第16節】
2022年5月29日(日)
17:00キックオフ
サガン鳥栖(8位/21pt) vs ガンバ大阪(12位/17pt)
[駅前不動産スタジアム]
◆押し込み続けて勝利を【サガン鳥栖】
前節は史上稀に見る激戦を繰り広げた鳥栖。アウェイでの鹿島アントラーズ戦で3点差を後半アディショナルの2点で逆転されてしまった。しかし、ラストプレーで起死回生のゴール。4-4のドローに終わった。
前々節の川崎フロンターレ戦では0-0のゴールレスドローに終わった鳥栖。2試合連続ドローとはいえ、個の2試合の内容は大きく異なる。
今節はコンディション的に相当不利な状況。G大阪はミッドウィークの試合が中止となり、1週間ぶりの試合。鳥栖は中3日だ。しかし、チームとしてポゼッションして主導権を握ることができれば大きな問題はないはずだ。
アグレッシブに戦うスタイルは非常に相手に有効。ただ、スペースを消されると苦しさも出てくる。その中で、どういう戦いを見せるのか。カウンターを警戒しつつ、アグレッシブさを忘れないで戦いたい。
★予想スタメン[3-4-2-1]
GK:朴一圭
DF:ファン・ソッコ、田代雅也、ジエゴ
MF:飯野七聖、福田晃斗、小泉慶、岩崎悠人
MF:堀米勇輝、菊地泰智
FW:小野裕二
監督:川井健太
◆1週間前を省みて修正を【ガンバ大阪】
ミッドウィークに行われる予定だったサンフレッチェ広島戦は、相手チーム内に複数の新型コロナウイルスの感染者が出たことで当日に突然中止に。1週間ぶりの試合となる。
先週のセレッソ大阪との“大阪ダービー”は、様々な点でショッキングな出来事の連続だった。先制したものの逆転負け、試合中のピッチ内でチームメイト同士の揉め事、試合後にサポーターの問題行動…負の連鎖ともいうのか、上手くいかないことだらけだった。
そのショックから1週間。チームとしてはしっかりと振り返ることができたはず。トランジションの遅さはC大阪に突かれたところだが、鳥栖を相手に同じことをしてしまえば、より酷い結果が待っている。しっかりと反省してもらいたいところだ。
まずはベースにある強度と、走り負けないところ。そして、ビルドアップの精度をしっかりと上げるところが課題だ。鳥栖に狙われる可能性もあるだけに、1つの形に拘りすぎて自滅しないことも重要だ。
★予想スタメン[4-4-2]
GK:一森純
DF:柳澤亘、昌子源、クォン・ギョンウォン、黒川圭介
MF:小野瀬康介、奥野耕平、ダワン、山見大登
FW:中村仁郎、レアンドロ・ペレイラ
監督:片野坂知宏