G大阪は攻撃にさらされなかがらも完封勝利、DF昌子源「しんどかった」
[5.14 J1第13節 柏0-1G大阪 三協F柏]
新型コロナ陽性で離脱者が出る中、ガンバ大阪は後半26分にMFダワンが挙げた決勝点を守りきり、アウェーで勝ち点3を獲得した。
前半はボールを握った時間こそ長かったが、柏レイソルのカウンターに度々さらされたG大阪。前半42分にはカウンターから細谷にGKとの1対1の決定機を創出されたが、GK一森純のビッグセーブに救われていた。
ハーフタイムに入り、交代でDF三浦弦太を投入。片野坂知宏監督は4バックから3バックへと変更した狙いをこう明かした。
「前半われわれの守備がはがされてしまって、(柏の)ボランチの選手、シャドーの選手のところに(ボールが)入って速い攻撃でカウンターを受ける場面が見られて。速い攻撃に対しても、しっかり守って攻撃につなげていくという狙いと、うまくボールをとれるようなサイクルを提示した」(片野坂監督)
前半は右のCB、後半は3バックの中央でプレーしたDF昌子源は、「後半頭から3バックにして少しマークがはっきりした。僕が細谷選手にいける状態になったので、彼のクオリティを考えると自由にさせると一発ある選手。タイトにいこうと思った」と細谷への対策を振り返る。昌子の思惑どおり、柏の若きストライカーは後半のシュート数を0に抑え込まれた。
「それ(昌子が細谷をケアした)のおかげとはもちろん言いませんけど、(細谷に)限定したボールしか入らせていなかったので、前にいる選手たちの限定で僕のところでとれていただけであって、攻めるにはむずかしい展開になった中で守備の貢献に感謝しています」
29歳のDFは「かなり後半はしんどかったです」と吐露したが、3試合連続無失点での無失点を達成。チームは今季初の連勝を飾った。