【J1採点&寸評】柏0-1G大阪|MOMは決勝点を奪ったダワン! 勝者のガンバは守備陣を高評価
柏――細谷と小屋松は貢献度が高かったが…
[J1第13節]柏0-1G大阪/5月14日/三協フロンテア柏スタジアム
【柏|採点】
スタメン)
GK
キム・スンギュ 5.5
DF
高橋祐治 5.5
上島拓巳 6
古賀太陽 6
MF
大南拓磨 6
椎橋慧也 6(77分OUT)
三丸 拡 6
戸嶋祥郎 6.5
マテウス・サヴィオ 6.5
FW
小屋松知哉 5.5(74分OUT)
細谷真大 5.5(85分OUT)
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途中出場)
FW
森 海渡 5.5(74分IN)
MF
加藤匠人 ―(77分IN)
FW
升掛友護 ―(85分IN)
監督)
ネルシーニョ 6
【柏|寸評】
前半は守勢に回る時間帯があっても最終ラインが大崩れせず、縦に速い攻撃で効果的に押し返すと、敵陣に侵入後はコンビネーションで相手ゴールに迫った。
速攻で起点を作ったのは細谷で、ポストプレーの精度は高かった。そして前線の連係を円滑にしたのが小屋松。戸嶋やM・サヴィオを巧みに生かし、この両インサイドハーフは何度もチャンスに絡んだ。M・サヴィオは22分に直接FKでポストを叩き、戸嶋は42分に細谷へ絶妙なスルーパスを供給。しかし細谷は相手GKとの1対1を決めきれなかった。
後半も試合を優勢に進めたが、50分には小屋松が絶好機をフイにする。2トップは貢献度が高かったものの、チャンスを逃したので評価を下げざるを得ない。決定機を決めきれないと反撃を受けるものだろう。72分に一瞬の隙を突かれ、セットプレーから失点した。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
G大阪――GK一森はビッグセーブでチームを助ける
【G大阪|採点】
スタメン)
GK
一森 純 6.5
DF
柳澤 亘 6
昌子 源 7
クォン・ギョンウォン 6(74分OUT)
黒川圭介 6(66分OUT)
MF
ダワン 7.5
奥野耕平 6.5
中村仁郎 5.5(60分OUT)
石毛秀樹 5(HT OUT)
FW
レアンドロ・ペレイラ 5.5
山見大登 6(74分OUT)
途中出場)
DF三浦弦太 6(HT IN)
FW
ウェリントン・シウバ 6(60分IN)
DF
藤春廣輝 6(66分IN)
DF
佐藤瑶大 6(74分IN)
FW
南野遥海 5.5(74分IN)
監督)
片野坂知宏 6
【G大阪|寸評】
立ち上がりからボールを保持して敵陣に押し込み、ボールロストからカウンターを受けても素早い帰陣で守備ブロックを崩さなかった。
ポゼッションのなかでアクセントになったのが山見で、12分には裏抜けからループショットを狙った。チャンスを決めきれず反撃を受けたが、最終ラインでは昌子が身体を張った守備で奮闘。奥野も要所でピンチの芽を摘み、42分には一森がビッグセーブでチームを助けた。
後半開始に石毛に代えて三浦を投入し、4-2-3-1から3-4-2-1にシステムを変更。後ろに重たくなって余計に攻撃陣が沈黙した一方で「マークがハッキリした」(昌子)守備陣は安定し、少ないチャンスのなかで72分にCKからダワンが決勝点を奪う。試合の流れを考えれば、かなり価値あるゴールだった。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。