ダワンの決勝ゴールで柏に完封勝利、G大阪が今季初の連勝飾る【明治安田J1第13節】

明治安田生命J1リーグ第13節の柏レイソルvsガンバ大阪が14日に 三協フロンテア柏スタジアムで行われ、0-1でアウェイのG大阪が勝利を収めた。

前節は浦和レッズを相手にホームでゴールレスドローに終わった柏。クラブ30周年のメモリアルマッチとなるこの一戦では、前々節のサンフレッチェ広島戦で後半途中出場から2ゴールを挙げ、勝利の立役者となったルーキーの森を初先発させた。

一方のG大阪は前節、ヴィッセル神戸を2-0で下し、6戦ぶりの白星。シーズン初の連勝を目指す今節では、今季からトップチームに昇格し、攻撃を牽引するパフォーマンスを見せているルーキーの中村が、2トップの一角として3試合連続でのスタメン入りとなった。

立ち上がりの1分、ホームの柏がカウンターの流れからチャンス。自陣右サイドでボール持ったマテウス・サヴィオがバイタルエリアまで駆け上がり、ボックス手前左にパスを出す。これに走り込んできた戸嶋が右足でダイレクトで合わせるも、枠の右に外れた。

対するG大阪は12分、黒川の自陣からのスルーパスで山見がボックス左手前へ抜け出す。相手GKの位置を確認し、そのままループシュートを選択したが、これは惜しくも枠の右に飛んだ。

柏は21分、ボックス手前中央でFKを獲得。キッカーポジションに入ったマテウス・サヴィオが三丸との短いパス交換で壁を動かし、右足を振り抜く。強烈なシュートだったが、左のゴールポストに直撃し先制には至らなかった。

さらに42分にもホームチームに決定機。自陣でボールを受けた戸嶋が相手DFの背後のスペースを狙った見事なスルーパスを出す。これに細谷が抜け出すも、飛び出してきた相手GKにシュートをストップされ、仕留めきれない。

柏は後半に入ってもペースを握る。51分には自陣右サイドでボールを奪った大南が前線にパスを出すと、受けたマテウス・サヴィオがボックス手前中央までドリブルで侵攻し、ボックス左にパス。これに反応した小屋松がゴール前で右足アウトサイドのシュートを放つも、相手DFのブロックに遭う。

前半から相手に押し込まれ続けたG大阪。しかし、セットプレーからワンチャンスを得点に繋げる。71分、右CKの場面でキッカーの山見がファーサイドを狙ったボールを送り、クォン・ギョンウォンが左足で折り返すと、ゴール前混戦となったところを押し込んだのはダワン。相手の猛攻を耐え、敵地で先制点を挙げた。

リードを奪ったアウェイチームは78分にも再びセットプレーからシュートシーン。左CKの場面でキッカーのウェリントン・シウバの柔らかいボールにファーサイドの佐藤が頭で合わせるも、これは相手GKの正面に飛んで処理される。

終盤に入ると、G大阪はさらに堅牢な守備を見せ、ホームチームの攻撃を完封。0-1のまま試合終了を迎え、今季初の連勝を収めた。

柏レイソル 0-1 ガンバ大阪

【G大阪】

ダワン(後26)

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