351分ぶりゴールのG大阪が6試合ぶり勝ち点3 神戸との“阪神ダービー”制した
◇明治安田生命J1リーグ第12節 G大阪2-0神戸(2022年5月8日 パナスタ)
351分ぶりの得点で、G大阪がリーグ6試合ぶりの勝ち点3をつかんだ。後半36分、ゴール前でこぼれ球を拾ったDF柳澤亘が右足シュート。相手DFに当たってコースが変わったところに韓国代表DF権敬原がヘディングで押し込んだ。試合終了間際にはMFウェリントン・シウバがカットインからダメ押し弾。6試合ぶりの複数得点を挙げた。
序盤から優位に進めた。DF黒川圭介の左サイド突破や2試合連続スタメンの18歳MF中村仁郎のアイデア溢れるプレーを中心に押し込んだ。前半31分にはFWパトリックを後方から倒した神戸DF菊池が一発退場。数的有利になった。守備陣はDF昌子源とMFダワンが日本代表FW大迫を自由にさせず、元スペイン代表MFイニエスタから作られたFW武藤の決定的なシュートもGK一森純が右足一本で凌ぐスーパーセーブで救った。
60分間以上1人多かった状況とはいえ、内容でも充実。攻守で噛み合い、ゴールデンウイーク3連戦のラストを飾った。