G大阪、新国立で初のJリーグ開催となる28日FC東京戦へ 片野坂知宏監督「歴史に残る試合に」
G大阪の片野坂知宏監督が28日、FC東京戦(29日・国立)に向けた前日取材に応じた。新国立競技場が完成して以来、ルヴァン杯や天皇杯の決勝は行われてきたが、Jリーグの開催はこの試合が初めて。FC東京のホーム扱いで行われる一戦に向け、昨季大分を率いて同スタジアムで天皇杯決勝・浦和戦を戦った指揮官は「ピッチも最高だと思うし、東京のビッグスタジアムでできる喜びもあり、気持ちを奮い立たせてくれる。ガンバ大阪と言う名前が、歴史に残るような試合ができれば」と話した。
FC東京はリーグ戦の直近3試合連続でスコアレスドローに終わっているが、力のある外国籍選手や、MF松木ら若手の台頭もあり、ここまでリーグ6位と上位をうかがう存在。「(今季から)アルベル監督が就任されて、新たな東京スタイルを構築されている印象。新潟時代からボールをしっかりつないで、攻撃の立ち位置をある程度決めた中でやっている印象はあります。かといって、これまでのFC東京らしさが失われたわけではない。前への推進力、スピード、迫力も強み。そこをミックスしながら、チャレンジをされている」と警戒心を強めていた。