2014年のガンバ大阪は、J1制覇に加えて、リーグカップと天皇杯も制した。J2優勝の翌シーズンの3冠はとてつもない離れ業だ。このシーズンのガンバ大阪は、第14節終了時点で首位と勝ち点14差の16位。そのチームが、ワールドカップによる中断のあとは20試合で15勝3分け2敗と驚異の猛追を見せて、そのまま頂点に立った。14年のガンバから主要メンバーをピックアップする。

パトリック

生年月日：1987年10月26日

2014年J1成績：19試合9得点

在籍時期：2014-17， 19-

2014年のガンバ大阪を優勝に導いた一人がパトリックだ。シーズン途中の加入にもかかわらず、9ゴールを決めている。

前半戦は降格圏まで低迷していたガンバ。後半戦の大逆転優勝は、パトリックなしにはあり得なかった。7月にやってきたブラジル人FWは、宇佐美貴史と強力な2トップを形成。不振が続いたガンバを活気づけた。

第26節のサガン鳥栖戦でハットトリックも達成したパトリックは、リーグカップ決勝でも2ゴールを挙げており、カップ戦の最優秀選手にも選ばれている。助っ人としてこの上ない功績を残した彼は、今もガンバのために戦っている。

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