湘南が待望の2022年初白星!…終盤に均衡破り敵地でG大阪を下す

明治安田生命J1リーグ第9節が17日に行われ、ガンバ大阪と湘南ベルマーレが対戦した。

直近6試合で1勝4分1敗と波に乗り切れないG大阪、開幕から勝利なく最下位に沈む湘南の一戦。G大阪は齊藤未月、湘南は谷晃生が期限付き移籍の契約により今節は出場不可となり、ともにキーマンを欠いての戦いとなった。

一進一退の攻防が続くが、お互いにファイナルサードまで運べても、決定的な場面を作ることはできない。湘南は30分、町野修斗がペナルティエリアの手前から強烈なミドルシュートを放つが、相手GK一森純の正面。対するG大阪は41分、パトリックの落としを受けた山見大登がボックス中央で左足を振り抜くが、相手GK富居大樹にキャッチされる。

スコアレスで折り返すと、後半途中からは湘南が主導権を握って何度もG大阪のゴールに迫る。77分には左サイドからドリブルでペナルティエリア内に侵入した大橋祐紀が右足を振り抜くと、シュートは相手DFに当たって軌道が変化。右ポストを叩いてゴールとはならない。

90分、湘南が先制に成功する。右サイドから石原広教がピンポイントのクロスを送ると、飛び込んだ山本脩斗が頭で合わせて押し込んだ。しかし、山本はこの際に相手DF三浦弦太と激しく接触。担架に運ばれてピッチを後にした。

試合はこのまま終了し、G大阪はリーグ戦4試合ぶりの黒星、湘南は待望の今季リーグ戦初白星となった。

次戦は23日に行われるJリーグYBCルヴァンカップ・グループステージ第5節となり、G大阪はアウェイでセレッソ大阪と、湘南はアウェイでアビスパ福岡と対戦する。

【スコア】

ガンバ大阪 0-1 湘南ベルマーレ

【得点者】

0-1 90分 山本脩斗(湘南)

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