G大阪、最下位に黒星ジンクス払拭なるか…17日リーグ0勝湘南戦 片野坂監督「簡単に勝てる相手でない」

G大阪は16日、湘南戦(17日・パナスタ)に向けた前日取材を行い、片野坂知宏監督らが取材に応じた。湘南はここまでリーグ戦は3分け5敗と勝利がなく最下位に沈むが、ルヴァン杯では4戦3勝1敗。指揮官は「リーグでは結果に結びついていないですけど、悪いゲームをしているように見えない。簡単に勝てる相手ではない」と警戒心を強めた。

G大阪は18年から4年連続で、対戦時にリーグ最下位の相手に黒星を喫している。昨季は降格した徳島、横浜FC、仙台に敗れるなど、下位クラブに取りこぼす印象も強い。DF昌子は「相手は今、最下位にいるかもしれないですけど、Jリーグには簡単な試合はない。しっかり分析し、準備したことを出さないと勝てない」と語り、隙を見せない戦いの必要性を強調した。

湘南を率いる山口智監督は、かつてG大阪で選手、コーチも務めたレジェンド。現役時代の山口監督を、G大阪のコーチとして指導した経験もある片野坂監督は「サッカーに対して非常に誠実ですし、負けず嫌いで勝負にこだわる」と印象を明かした。また湘南に対し「トランジション、ハードワークで負けずに、どれだけ戦えるか」を勝負のポイントを挙げた。

18~20年にG大阪でコーチを務めた山口監督に指導を受けたMF小野瀬は「コーチと選手、というより、深い関係だったと思います」と語り、再会を心待ちにした。今季ここまでチームトップの3得点と好調のMFは「数字に関わりつつ、90分ハードワークできるのが僕のいいところだと思う」と、湘南戦でも持ち味を発揮して勝利に貢献することを誓っていた。

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