古巣・清水と初対戦のG大阪MF石毛 「楽しみにしている1戦。覚悟はできている」
G大阪MF石毛秀樹(27)が、覚悟を持って初の古巣戦へ挑む。10日に清水戦(アイスタ)。「G大阪に移籍してから楽しみにしていた1戦。僕にとってサッカー=清水。それはこの先、何があっても変わらない。凄く大切な場所、家です。そんな想いを抱いている清水からG大阪に移籍してきた。覚悟はできている。感傷は捨てて、勝ち点3に貢献したい」。狙うは移籍後初の得点、アシストだ。
清水のサッカースクールでボールを蹴り始め、中学時代から同クラブのアカデミーに所属。12年4月にはクラブ最年少出場記録を更新し、同年のナビスコ杯(現ルヴァン杯)では史上最年少でニューヒーロー賞を受賞した。その後はJ2岡山への2度の期限付き移籍。そして今季G大阪へ完全移籍してきた。
今季リーグ7試合中6試合出場。気の利いたポジショニングと正確な技術で、存在感を高めつつある。「ここ2試合、チームとして良い形で進められている。アグレッシブにいくことで相手を上回れれば。先手、先手で前に押し込めれば自分たちペースでいけると思う」。清水で育ててもらった感謝の気持ちと、G大阪選手としての覚悟。慣れ親しんだアイスタのピッチで表現する。