G大阪・片野坂監督「こんなに早くとは思っていなかった」 2日に古巣J2大分とルヴァン杯で対戦
きょう2日にルヴァン杯・J2大分戦(昭和電ド)を控えるG大阪の片野坂知宏監督(50)が、古巣との初対戦に気合を入れた。昨季まで6年間指揮を執ったクラブとの対戦に「こんなに早くとは思っていなかった。大分で良い経験させてもらいましたし、公式戦で古巣と戦えるのは楽しみ」と話した。
古巣は今季から下平監督を招聘。複数の新型コロナ陽性者が出たため開幕直前に活動停止となり、J2リーグ開幕戦・水戸戦(2月19日)とルヴァン杯1次リーグ初戦・鹿島戦(同23日)が延期。同27日の敵地・甲府戦が今季初戦で1―1のドローに終わった。
片野坂監督は「活動停止で準備ができない中での一昨日の試合。アウェーの甲府戦で難しさはあったと思う」と慮りつつも「基本的なコンセプトは変わらない。攻撃で上回らないと勝ち点3は取れない」と警戒心。ルヴァン杯初戦ではC大阪に敗れたため「予選突破のためにも勝てるゲームをしたい」と同杯初勝利を見据えた。
2月26日のリーグ浦和戦(埼玉ス)で就任後初勝利を手にして臨む1戦。監督としてのキャリアをスタートさせた古巣への“恩返し星”で、G大阪を公式戦2連勝に導く。