楽しさ思い出したG大阪MF山本「ここ数年はチームの決まり事に取りつかれていた」

G大阪のMF山本悠樹(24)が「創造」と「規律」の融和に手応えを示した。片野坂監督就任後初勝利となった2月26日のリーグ浦和戦では“決勝アシスト”をマーク。同23日のルヴァン杯1次リーグ初戦・C大阪戦では豪快な左足ボレーを叩き込んだ。

「去年よりもゴール前に入る意識を持てている。ゴールに絡むプレーができているし、手応えもある」

片野坂監督のサッカーは、攻守でベースとなる決まり事がある。ただ「カタさんのサッカーはゴール前で自分でプレーを選択できる。ゲームプランはあるけど、相手陣地に入ればクリエイティブさ、違いを出さないといけない」とアタッキングサードではより自由を与えられていると口にした。そこには「チームの決まり事にとらわれすぎて、ここ数年は取りつかれていたのが自分の中にもあった」という反省もあった。

あす2日にルヴァン杯・J2大分戦(昭和電ス)。昨年11月の対戦時には1アシストを記録して、J1残留決定に貢献した。再び存在感を発揮し、チームを今季ルヴァン杯初勝利に導く。

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