チルドレン宇佐美が初ゴール「途中からでも結果を」 日刊スポーツ 10月9日(金)8時6分配信

<W杯アジア2次予選:日本3-0シリア>◇E組◇8日◇マスカット

FW宇佐美貴史(23=G大阪)がW杯予選初ゴールを決めた。後半43分、左サイドを深くえぐったFW本田からの折り返しを冷静に右足で押し込んだ。 「どんな試合でも変わらないが、3点目を決められて良かった」。ハリルホジッチ監督体制で唯一全10試合出場の“チルドレン”が、大一番でチーム3点目。 3月31日親善試合ウズベキスタン戦以来となる国際Aマッチ2点目となった。

途中出場でもFWとしてゴールがなければ代表では生き残れないと肝に銘じている。「スタートからチームを引っ張る活躍をしないといけない。だからこそ、途中からでも結果を出さないといけなかった」。Jリーグでは19得点で得点ランク2位。3年後のW杯ではエースとして期待もされている。

幼稚園の頃から得意だった仕掛けがこの日も光った。入園前、園長がサッカーゴールをパイプで自作してくれた。そのゴールを目がけ、園庭に集まる保護者や園児の間をドリブルで駆け抜け練習を重ねた。幼少から培った力は、W杯予選の大舞台でも発揮された。

Share Button