開幕から2連敗スタート G大阪MF小野瀬「信じて、貫く」カタノサッカーで今季初星狙う

あす26日にリーグ浦和戦(埼玉ス)を迎えるG大阪のMF小野瀬康介(28)が“カタノサッカー”継続の重要性を強調した。ビルドアップのミスや3バックの両脇を狙われての失点が続き、開幕から公式戦2連敗スタートとなったが「信じて貫いてやることが大事」とキッパリ。戦術浸透までの生みの苦しみがあるが、前を向いた。

リーグ開幕・鹿島戦では2シーズンぶりの得点となる豪快な右足ボレーを叩き込んだが「個人としてはもっと仕掛けるシーンやクロスもあっても良かったと思う」と述懐。チームとしては「前を向く回数。前を向けるのに向かなかったというのはある」と丁寧につなぐシーンと積極的に仕掛けるシーンの使い分けに言及した。さらに3バック両脇の空いたスペースの修正点については「このシステムだとウイークになるのはそこ。ボールに行ききる、1対1で負けたらやられるよね、という話はしています」と個の強さを上げていく必要性も感じ取った。

対浦和のアウェー戦は、直近の公式戦6試合負けなし(4勝2分け)。「相手は(DFラインが)4枚なのでワイドが空いてくる。そこからのクロス、サイドを起点に攻撃していければチャンスは増えると思う」と小野瀬は力を込める。片野坂監督からも「やっている方向は間違えていない。勝って学ぶのが良いが、負けから成長していこう」という言葉があったという。2試合を経て得た課題を修正し、今季初の白星を手にする。

リンク元

Share Button