G大阪・片野坂知宏監督、就任2戦目で初の大阪ダービー「負けられない激しい試合になる印象です」
G大阪の片野坂知宏監督が22日、ルヴァン杯1次リーグ第1節のC大阪戦(23日、パナスタ)に向けオンラインで取材に応じた。就任2戦目で初めて迎える大阪ダービーに向け「順位や勝ち点を抜きにして、負けられない激しい試合になる印象です。ホームでできる(ルヴァン杯の)開幕戦に勝ってスタートするための準備をしました」と意気込んだ。
鹿島との開幕戦では、指揮官の目指すスタイルでもある後方からのビルドアップを狙われ、失点を重ねた。指揮官は「就任してまだ1、2カ月。ビルドアップが全てうまくいくわけでもないし、失点も起こりうる。トレーニングで構築できるようにしていきたい」と継続した挑戦を改めて口にした。パス回しの経路については「状況次第でGKが入ることもあるし中盤が下りることもある。相手に応じて幅を持たせています。これまではGKを含めたビルドアップをしてきたので、トライしてもらいたいところはあります」と語った。
ルヴァン杯2試合も含めて開幕から5連戦となるため、メンバーの入れ替えについても「コンディションの中でどういう選手を起用できるか見極めていきたい」と説明した。また、鹿島戦でベンチ外だったGK東口順昭、DF藤春廣輝については「もう少し時間がかかるんじゃないかという感じです」と明かした。