海外メディアが鈴木優磨の“マリーシア”に注目「G大阪ファンから猛批判を受けたが、あれがなくても…」
[2.19 J1第1節 G大阪 1-3 鹿島 パナスタ]
鹿島アントラーズのFW鈴木優磨に対し、ブラジル『グローボ』が「日本人にはマリーシアがないなんて誰が言った?」として注目している。
鈴木は19日に敵地で開催されたJ1第1節・ガンバ大阪戦(○3-1)でスタメン出場。1-1の前半30分に勝ち越しゴールを挙げ、鹿島の6年ぶりとなる白星スタートに大きく貢献した。
また、この試合では議論を巻き起こすシーンもあった。前半38分のG大阪FWパトリックの一発退場だ。パトリックは後ろから鈴木のスライディングを受けた後、左の太ももをつかんで立ち上がるのを妨害した同選手を振りほどこうと手を出し、これが「乱暴な行為」としてレッドカードの対象となった。
同メディアは「2022年のJリーグは物議を醸すレフェリングで幕を開けた」とし、当該の場面を紹介している。
「ストライカーのパトリックが鈴木優磨とボールを奪い合い、地面に倒れたまま暴行を加えたとして、レッドカードで退場させられた」
「しかし、リプレイを見ると鈴木の顔には触れておらず、むしろ暴行を受けているようなシミュレーションになっていた」
鈴木の振る舞いは「主にガンバファンから多くの批判を受けた」と伝える同メディアだが、「あの芝居がかったパフォーマンスがなくても、アントラーズの勝利に決定的な影響を与えたことは事実である」とも指摘。FW上田綺世も含めた鹿島の攻撃面のクオリティーに目を向け、「開幕戦で最高のパフォーマンスを示したチームであるこのアントラーズから目が離せない」とレポートした。