【J1採点&寸評】G大阪1-3鹿島|鈴木は1得点以上の存在感。パトリックは不用意な退場でチームを苦境に

G大阪――石川は3失点も及第点以上の評価

G大阪――個の力で流れを引き戻した山見

MF

6 チュ・セジョン 4.5(73分OUT)

強度の高い鹿島のプレスに手こずり、パスセンスを発揮できず。ダブルボランチである以上、もう少しバイタルをケアできないと苦しい。

MF

48 石毛秀樹 5(HT OUT)

移籍後初先発。スペースの間で受けたり、抜け出したりと狙いは良かったが、鹿島の激しさに対して、球際の弱さがあった。前半のみで交代もやむなし。

FW

39 宇佐美貴史 5

フィニッシャーとしての意識は高かったが、前線の流動的な崩しには貢献できず。決定的なシュートもなかった。

FW

18 パトリック 4

倉田のクロスを合わせた決定機のみが見せ場。イラつく場面が多く、不用意な退場劇に。やや不運ではあるが、チームを苦境に陥れた。

途中出場

FW

37 山見大登 6(HT IN)

劣勢での投入だったが、個の力で流れを引き戻した。空回りせず、倉田に好パスでチャンスを演出も。

FW

9 レアンドロ・ペレイラ 5(55分IN)

パトリック不在の前線で起点となることも求められたが、苦しい場面が多く機能せず。シュートは1本も放てず、怖さはなかった。

DF

5 三浦弦太 6(73分IN)

コンディションの問題でベンチスタート。劣勢の展開で気持ちは見せ、クロスなどに懸命に対応。大きなミスはなかった。

MF

17 奥野耕平 6(73分IN)

現状のボランチで数少ない守備ができる選手。ボールの回収力を見せ、不安定だったバイタルの状態を改善した。

MF

14 福田湧矢 ―(82分IN)

決して本職ではない右SBで起用されたが、試合に入りきれなかった印象。対人プレーでも甘さがあり、安定感はなかった。

監督

片野坂知宏 5

苦しいメンバー構成を強いられたうえに、パトリックの退場でより劣勢に。布陣を変えて反撃を図るも、流れは変えきれなかった。

鹿島――D・ピトゥカは圧倒的な存在感

鹿島――終始相手の脅威になった上田

MF

8 土居聖真 6(82分OUT)

決定力にやや問題はあったが、それでも2点目は土居のクレバーなプレスがもたらしたもの。攻守で効いていた。

MF

10 荒木遼太郎 6.5(90+2分OUT)

2年連続の開幕ゴールは逃したが、質の高い動きで攻撃を牽引。トップ下に移行後も判断良くプレーし、3点目では絶妙のアシスト。

MAN OF THE MATCH

FW

40 鈴木優磨 7.5(82分OUT)

前線でタメを作り出し、上田との呼吸も絶妙だった。エゴを出さずにチームプレーに徹し、1得点以上の存在感。サイドでのプレーもクレバーだった。

FW

18 上田綺世 7(82分OUT)

鈴木の存在もあって、フィニッシュに専念。1点目は日本人離れしたゴラッソだった。シュート7本を放ち、終始相手の脅威になった。

途中出場

MF

6 三竿健斗 6(HT IN)

関川に代わって、最終ラインの一角を託された。L・ペレイラに対してうまく対応し、起点になるプレーもシュートも打たせず。

MF

33 仲間隼斗 -(82分IN)

過度に何かが求められる時間帯と展開ではなかったが、アグレッシブな動きで活性化。試合にもうまく入り込んだ。

FW

19 染野唯月 -(82分IN)

投入直後の決定的なシュートは止められるも、これは相手守護神の石川を誉めるべき。空回りすることなく、攻撃を活性化。

FW

9 エヴェラウド -(82分IN)

終盤にそのゴリ押し力は相手にとって嫌な存在だった。チームが雨のようにシュートを放つ流れに乗りたがっていたが、決定機はなかった。

DF

22 広瀬陸斗 -(90+2分IN)

残り時間わずかながら、守備を安定させるべく投入。状況を冷静に見極め、投入直後にクロスも見せ、無難に試合を終わらせた。

MF

11 和泉竜司 -(90+2分IN)

アディショナルタイムの投入でボールに触る回数は少なかったが、それでもゴール前に顔を出し、シュートも放った。

監督

岩政大樹 7

2トップの人選も適切。G大阪の狙いをうまく見切り、得点につなげたが後半早々の4-2-3-1へのスイッチも見事だった。

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