開幕戦への期待に胸膨らむG大阪の新主将・倉田「早く試合がしたい」 19日ホーム鹿島戦が逆襲の第一歩
19日にリーグ開幕・鹿島戦(パナスタ)を迎えるG大阪の新主将MF倉田秋(33)が「楽しみ」連発で、22年シーズンの巻き返しに自信を見せた。
開幕前日の心境を問われ、「やってきたことを出せれば楽しいサッカーを見せられる。相手を崩すイメージの共有はできているし、楽しみが特に大きい」。昨年は攻守でノッキングを起こす場面が多かったが、片野坂知宏監督を新たに迎えて積み上げてきた戦術浸透やビルドアップに手応え。開幕戦の緊張感、そして相手は強豪・鹿島で決して全てが上手くいくとは考えていないが「メチャクチャ楽しみですね。早く試合がしたい」と“新生ガンバ”のお披露目が待ち切れない様子だった。
主将として、試合前の特別な声掛けは用意していない。「直感。その場の空気と、皆の様子を感じて、思ったことを口にしたい」。クラブの特徴の一つでもある“即興性”を残しつつ、その中に組織を組み込んだ今シーズン。6年間タイトルから遠ざかる西の名門の逆襲は「2・19」から始まる。