【開幕特集】片野坂新体制で名門復活を目指すG大阪。スタイルが変わり役割増す東口順昭のさらなる進化に期待 | J1リーグチーム紹介

2022シーズンの明治安田生命J1リーグ各クラブとキーマンを紹介する。

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東口順昭(C)J.LEAGUE

昨季は「超」過酷日程を強いられた中でも、全38試合にフルタイム出場。フィールドプレイヤーと比べれば、消耗が少ないポジションではあるものの、3年連続リーグ戦フル出場という鉄人ぶりには頭が下がる。さらには史上6人目となるJ1通算100試合完封も達成。圧巻のスーパーセーブで、何度もチームの窮地を救ってきた。

今季は片野坂監督が就任したことでGKの役割にも変化が生まれるが、これまでの実績を踏まえれば新たなスタイルの下でも絶対的な立場は変わらないだろう。今季のスタイルへの適応によって自身の進化を見せることができれば、2大会連続となるW杯出場のメンバー入りにも近づくはずだ。

FW 39 宇佐美貴史

生年月日:1992年5月6日

昨季成績:38試合6得点

昨季はフィールド選手の中でチーム唯一となる全38試合出場を果たしたものの、リーグ戦の得点数は「6」。ポテンシャルを考えれば、その結果に物足りさを感じてしまう。今オフには川崎フロンターレへの移籍も取り沙汰された中で、“ガンバ愛”を貫いて残留を決断。

今季は「ここ数年達成できていない二桁が目標。ゴール、アシスト、プレー内容で引っ張りたい」と30歳という節目を迎えて意欲を示す。片野坂監督の下でどんな進化を遂げていくのか。新生・ガンバにおいてもやはりキーマンになっていくのは間違いない。

MF 15 齊藤未月

生年月日:1999年1月10日

昨季成績:2試合0得点(ロシア)

「正直うまくいきませんでした」と語ったように、不本意な形でのJリーグ復帰となった。2020年12月にロシアのルビン・カザンへ期限付き移籍を果たし、自身初となる海外挑戦のチャンスを掴んだものの、加入後のキャンプ中に足首を負傷。長期離脱を強いられると、復帰後もリーグ戦の出場はわずか2試合にとどまった。今シーズンは古巣・湘南ベルマーレに復帰せず、G大阪での完全復活を目指す。

ボランチは井手口陽介や矢島慎也が移籍し、チームとして再編成が行われているポジションの一つ。持ち味である豊富な運動量と球際での激しさを活かしたボールハントを披露すれば、チームで定位置を確保するだろう。

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