G大阪、期待の新戦力5人(5)ブラジル人のポジションは? 攻守に万能な25歳

明治安田生命Jリーグの各クラブは、2022シーズンの開幕に向けて準備を進めている。昨季のリーグ戦で13位に終わったガンバ大阪は、9人の新戦力を迎えた。フットボールチャンネルでは、その新戦力たちの中から新天地での活躍が期待される選手を紹介する。

MF:ダワン(背番号23)

生年月日:1996年6月3日(25歳)

前所属:サンタリタ

2021リーグ戦成績:23試合3得点1アシスト(ジュベントゥージ)

昨季ブラジル1部リーグで評価を高めた何でも屋、ダワンがガンバ大阪に加入。これがJリーグ初参戦となる。主戦場はボランチだが、ブラジルではサイドハーフやサイドバック、さらにセンターバックをこなすなど、高いユーティリティー性を発揮していた。

ピッチ中央にどっしり構えるダワンは、少ないタッチでパスを配球。短いパスで相手DFを動かし、隙を突いたスルーパスやサイドチェンジで試合をコントロールする。チャンスには自身もボックスまで上がり、守備では高いボール奪取能力で相手の攻撃も芽を摘み取る。攻守でバランスの取れた万能型MFだ。

今年1月、ガンバ大阪で中盤の要となっていた井手口陽介セルティックへ移籍。ダワンには、その穴を埋める活躍が期待される。新型コロナウイルスの影響により、まだチームに合流できていない点は少し気がかりだが、果たして活躍なるのか。ダワンの新たな冒険が始まる。

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