【データが語る】G大阪クォン・ギョンウォン、JからW杯出場入り狙う/今季達成可能記録14
ワールドカップ(W杯)イヤーとなる2022年のJリーグは18日に開幕します。今季達成されそうな記録など知っておいて損はない、注目すべき数字を取り上げ、数々の見どころを随時紹介します。
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コロナ禍で新外国籍選手の獲得が難しい中、J1全体でも今季の補強の目玉と言えるのが、城南FCからG大阪に加入した韓国代表DFクォン・ギョンウォン(30)だ。推定年俸1億円超の現役代表センターバックで、国際Aマッチ通算19試合2得点。W杯カタール大会アジア最終予選にも出場し、韓国は日本より先に10大会連続11度目の本大会出場を決めた。
今季のG大阪は片野坂知宏監督が新たに就任。大分時代は3-4-2-1の布陣でポール保持率を高めるスタイルを志向した。G大阪には三浦弦太、昌子源という日本代表クラスの屈強なセンターバックがおり、身長188センチの左利きの韓国代表DFが加わることで3バックは鉄壁の布陣となる。
W杯イヤーの今季、Jリーグ所属時にW杯韓国代表に選ばれた選手は過去21人。94年大会のMF盧廷潤(広島)以降、7大会連続で選出されている。Jリーグ初参戦となるクォン・ギョンウォンも、代表守護神の柏GKキム・スンギュ(31)らとともに日本で結果を残し、カタール大会での代表メンバー入りを狙う。
<W杯に出場した韓国代表Jリーガー>
▼94年米国大会(1人)
MF盧廷潤(広島)
▼98年フランス大会(3人)
DF洪明甫(平塚)
MF河錫舟(C大阪)
FW金度勲(神戸)
▼02年日韓大会(5人)
MF柳想鉄(柏)
MF朴智星(京都)
MF尹晶煥(C大阪)
FW黄善洪(柏)
FW崔龍洙(市原)
▼06年ドイツ大会(2人)
DF金珍圭(磐田)
FWチョ・ジェジン(清水)
▼10年南アフリカ大会(2人)
DF李正秀(鹿島)
MFキム・ボギョン(大分)
▼14年ブラジル大会(3人)
DFファン・ソッコ(広島)
DFキム・チャンス(柏)
MFハン・グギョン(柏)
▼18年ロシア大会(5人)
GKキム・スンギュ(神戸)
GKキム・ジンヒョン(C大阪)
DFチョン・スンヒョン(鳥栖)
DFチャン・ヒョンス(東京)
MFチョン・ウヨン(神戸)
※カナ、漢字の表記はJリーグの登録リストによる。14年大会は他にDF金珍洙(新潟)が選出されたが、けがにより直前で不参加



