「取りどころがない」ボール奪取の名手・今野泰幸が“奪えなかった3人”とは? 内田篤人も感嘆!「やっぱ凄いんだなぁ」
「とにかく周りが見えている人は取りづらい」
元日本代表の今野泰幸が、DAZNで配信中の元日本代表DF内田篤人氏の冠番組『内田篤人のFOOTBALL TIME』の最新回に出演。「ボールを奪えない選手」を明かした。
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南葛SCへの加入が決定したばかりの今野は、「ボール奪取」が専売特許だ。日本代表で共闘した内田氏も「凄かったですよ。相手が痛がるとか、相手を削っちゃいけないとか考えてない。バチバチ行くし、取れそうな瞬間を予測してガブッと行く。ここって時に取り切れる」とその能力を称えた。
ただ、その名手でも、ボールをなかなか奪えない選手がいたという。内田氏から「いままで対戦してボールを取りにくい選手はいました?」と問われると、こう明かしている。
「遠藤(保仁)さんとか。ボールを受ける前に、周りを見ていて、寄せた時にワンタッチで蹴れる人。とにかく周りが見えている人は取りづらい。寄せたとしても、はたかれてすぐ動かれるから」
内田氏が「やっぱ、ヤットさんって凄いんだなぁ。捕まるイメージないですもんね」と感嘆すると、39歳はこう続けている。
「取りどころがない。ヤットさん、中村俊輔さん、中村憲剛さんは、なかなかボールを奪えなかった。狙っているのも分かっていて、トラップしたら取られるのを分かってるから、はたいて次に動いちゃう」
選んだのは、ガンバ大阪でボランチコンビを組み、ジュビロ磐田でも共闘した遠藤をはじめ、いずれも2010年南アフリカ・ワールドカップをともに戦ったテクニシャンだった。



