京都・チョウ監督の秘策、また秘策 G大阪戦へ「テルテル坊主を」 開幕浦和戦へ「10人でスタート」

2月5日にG大阪とのプレシーズンマッチ開催(サンガS)が決定した京都のチョウ貴裁監督(53)は「アピア(アピアタウィア久)らはサンガスタジアムでプレーしたことがなく、公式戦に近い雰囲気で試合ができるのはありがたいこと。力を試せる良い機会」と腕ぶした。12年ぶりのJ1挑戦。新型コロナ拡大のためスタジアムの収容人数50%の観客になるが、新加入選手が本拠地ピッチの感触や雰囲気を感じられるメリットを強調した。

そして選手やチームだけではなく、試合を待ち望むサポーターへの思いも口にした。新型コロナ拡大の影響で現在行っている沖縄キャンプは非公開。「僕たちはサーカスというか興業の一つなので。お客さんに感じてもらうのは大事なこと」と言い「2月上旬の亀岡市は寒い。道路が凍結とかして中止にならないように、前日にテルテル坊主を作りますよ」と笑わせた。

G大阪戦からちょうど2週間後の2月19日にはリーグ開幕・浦和戦(サンガS)。プレシーズンマッチを分析される可能性もある。だが「見られても、それ(予想)を上回るゲームをしたい。開幕戦にまた来たいと思えるようにしたい」と昨季からのさらなる成長に自信。そして15日の“12人にして戦う”発言(個々が1・1人分走って「プラス1」の力を結集させるという意味)を受けてか、今回は「浦和さんに分析されないように10人でスタートさせようかな」とニヤリ。最後にユーモアを交えることも忘れなかった。

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