大分時代の3バック踏襲も G大阪・片野坂知宏監督「可能性は高く感じます」

沖縄キャンプ中のJ1G大阪片野坂知宏監督(50)が23日、オンラインで取材に応じ、ここまでの練習で得た手応えについて語った。

キャンプ開始から約1週間が経過し、非公開ながらすでに練習試合も実施したもよう。指揮官は「大阪である程度ベースを作り、沖縄ではより実戦を積みながら戦術的な枠組みを決め、細かい部分に入っていきたいと考えていた」と説明した。「大分でやってきた3バックを選手に提示しながら、実戦形式の練習をやりつつ、段階的に積み上げていっている」と、まずは3バックでの戦い方をチームに説いているようだ。

クラブの公式ユーチューブでは、角度をつけた基礎的な2タッチパスなどに取り組む様子も見られる。この練習については「やりたいサッカーはボールをしっかりつないで攻撃を構築すること。パスのスピードやアングル、どう相手ゴールに向かっていくか。少しでもズレるとボールを取られたり、ゴールに向かえない。選手には意識させてやっている」と意図を説明した。

13位だった昨季からの上昇に向け「可能性は高く感じます。個々の技術もそうだし、マインドの部分でもやはりビッククラブ。タイトル争いするために必要なものを選手に要求し、そこに向かう集団にしたい」と力を込めた。

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