Ｇ大阪に新加入の斉藤未月「強いガンバを取り戻す、その輪の中に自分がいたいと思いました」
Ｇ大阪に期限付き移籍で新加入したＭＦ斉藤未月（２３）が２３日、キャンプ地の沖縄からオンラインで取材に応じた。加入の心境と自身の成長に向けた決意を語った。
沖縄キャンプからチームに合流した斉藤は「強いガンバを取り戻す、その輪の中に自分がいたいと思いました」と加入について口にした。昨季は湘南からロシア１部ルビン・カザンに加わるも、２月に足首を負傷して離脱。試合出場がかなわない時期が続いた。再挑戦の位置付けになるＧ大阪入りに向けては片野坂監督の存在も決断の一因となったようで、「大分であそこまでのサッカーをしていたのは認知しているし、学ぶことが多いんじゃないかと思った」と明かした。
Ｇ大阪でのプレーの先には、再度の海外挑戦や代表入りも思い描いている。「海外では『自分でやれることをやれ』というか、ボールを持つと孤立することも多かった。守備でのアクションは僕の特長だと思いますが、攻撃でもっと自分からアクションすることが必要だと思った」と課題を見つめ、それを克服しながらチームに還元していく１年になりそうだ。「ロシアに行ってよかったと思えるようにするには、これからが大事」と前を向き、復活を目指すチームとともに進む。
