湘南が0-0ドローも4年連続残留! G大阪は3連敗阻止もホーム最終戦飾れず【明治安田J1最終節】
明治安田生命J1リーグ最終節の1試合が4日にパナソニック スタジアム 吹田で催され、ガンバ大阪vs湘南ベルマーレは0-0のドローに終わった。
今季5勝にとどまるホームでの最終節を勝利で締めくくり、来季にしっかりと繋げたい13位のG大阪は相手のシステムに合わせ、「3-5-2」の布陣を採用。ベンチには先日に今季限りでの退団が決定した小野が入った。
清水エスパルス、徳島ヴォルティスと残留争を演じる16位の湘南はG大阪からレンタル加入中の谷が契約上の問題で欠場となり、富居が先発。ウェリントンがサブスタートになり、大橋がタリクとの2トップを形成した。
引き分け以下でもライバルの動向次第で残留が決定する湘南だが、自力条件の勝利を目指して、序盤から攻撃に注力。2連敗ストップを狙うG大阪のプレッシャーがかかり切らないなか、ボールの主導権争いでも優位に立って、効率よくフィニッシュに持ち込んでいく。
凌ぐ展開が続くG大阪は途中から[4-4-2]のシステムに戻したりして、反撃の糸口を探るが、飲水タイム明け後もリズムよくボールを持ち運ぶ湘南のペース。だが、湘南も34分、40分の決定機を立て続けにGK東口のビッグセーブに阻まれ、なかなか先制に至らない。
守備に追われ、三浦が枠内にヘディングシュートを飛ばした場面以外でほぼ見せ場を作れず、試合を折り返したG大阪。ハーフタイム明けに福田を投入した後半も攻めに連動性を欠くが、50分にエースの宇佐美がクロスバーを叩く強烈なミドルで迫るなど、やや巻き返す。
それでも、前半と同じく押し気味に試合を進める湘南は選手交代も施しながら、再三にわたって両ウィングバックを起点にした仕掛けを繰り出すが、最後の精度が上がらず。何とかこじ開けようと、88分に残るカードも使い切るが、G大阪の守備陣も集中を切らさない。
結局、勝ち点1を掴むにとどまった湘南だが、他会場で17位の徳島が敗れたため、16位フィニッシュが確定。4年連続のJ1残留を決めた。
ガンバ大阪 0-0 湘南ベルマーレ