G大阪、ルヴァン杯王者の20日・名古屋戦へ松波正信監督「勝ちたい気持ちが強い選手を」
G大阪は19日、ホームの名古屋戦(20日・パナスタ)に向けて前日練習を行い、松波正信監督らが取材に応じた。前節の勝利でJ1残留を決めたが、指揮官は「しっかりホームでプライドを持って、恥じないような試合をしたいと思います。まずは勝ち点を伸ばさないといけない。勝利に対する執着心は出さないといけない」と語った。
今シーズンは残り3試合となったが「(残留が)決まったから、(若手が)ユニホームを着られる、というわけではない。勝ちたい気持ちが強い選手を使う」と松波監督。負傷で離脱していたDF三浦やFWレアンドロ・ペレイラも復帰し、起用できる状態に戻っているという。
一方で、練習では来季トップ昇格を果たすU―22日本代表候補のMF中村仁郎がアピールを続けている。松波監督も「ボール持った時のクオリティーは、トレーニングでも出せている。スピード感には追いついてきた印象はあります。トップで(試合に)出たい、という意欲は感じる」と、クラブの将来を担う18歳を評価。ルヴァン杯王者の名古屋、さらに翌週はJ1王者の川崎との試合が控える残りシーズンで中で、起用の可能性も示唆していた。