42歳J1返り咲きへ…遠藤保仁「攻撃的なチームで出来たことが嬉しい」

[11.14 J2第39節 水戸1-3磐田 Ksスタ]  MF遠藤保仁が健在ぶりを示したと言ってもいいシーズンになった。

遠藤は昨シーズン途中に出場機会を求めてガンバ大阪からジュビロ磐田にレンタル移籍。G大阪時代の13シーズン以来となるJ2に主戦場を移した。

昨季こそチームは6位に終わりJ1復帰を逃したものの、開幕からチームに加わった今季は序盤から昇格がみえる位置で戦い、得点数もリーグトップを記録。遠藤も32試合(3得点)に出場して、攻撃をけん引してきた。

そして14日の水戸戦に勝利したことで、3試合を残しての2位以上が確定。「全員がハードワーク、仲間を信じてやってきた結果、シーズンを通して得た結果だと思います。(僕自身も)試合にいっぱい絡めましたし、チームはJ2で一番点数を多く取っている。攻撃的なチームでサッカーが出来たことが嬉しいです」と充実の表情で振り返った。

遠藤自身はチームに成長があったことが、結果に繋がったと分析する。加入当初はチームを理解することに時間を要したというが、今季初めにはある程度の手ごたえを持つことができた。さらに若手、中堅、ベテランに関わらずピッチ内外でコミュニケーションが円滑に取れるようになったことが、「チームの成長」に繋がったと語る。

「チームとしては慌てずに90分戦えるようになった。攻め急いだり、慌てることが少なくなった。お互いが意識し合いながら出来ている。負けている試合だったり、引き分けで進んでいる試合でも雑なプレーが少なくなったと思います」

来季、J1で戦えるチーム力があるかとの問いに「来季にならないと分からないです」と相変わらずの遠藤節で会見を和ませた遠藤。来年1月で42歳を迎えるベテランがどこに籍を置いてプレーしているかも分からないが、J1で躍動している姿を見るのが早くも楽しみでならない。

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