G大阪来季監督に大分・片野坂監督就任有力 DF金英権に延長オファーも去就は流動的

J1残留を決めたG大阪が来季の監督に、大分の片野坂知宏監督(50)の就任が有力となっていることが7日、分かった。大分が残留争いを続けているため、正式オファーはまだ出していないが、水面下での交渉を進めている。

G大阪はクラブ創立30周年の今季は苦しいシーズンとなった。開幕戦後に新型コロナ集団感染で活動停止となり、序盤から低迷。5月14日には宮本恒靖前監督を解任し、松波正信強化アカデミー部長が暫定的に監督に就任した。当初は後任監督につなぐ方針だったが、今季終了まで続投した。J1残留という最低限の目標は3試合を残して達成したが、当初掲げていたタイトル獲得などには及ばなかった。

片野坂監督は選手、コーチとしてG大阪に在籍。16年に監督に就任した大分ではJ3だったチームをJ1へ躍進させた。その手腕に再建を託す。

また、今季契約満了となる韓国代表DF金英権には複数年契約の延長オファーを提示して慰留に全力を尽くしている。しかし金には元韓国代表の洪明甫氏が監督を務める韓国Kリーグ蔚山などからもオファーが届いており去就は流動的だ。

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