【J1採点&寸評】横浜0-1G大阪|攻守両面で奮闘した倉田に“ご褒美”。敗軍に及第点の選手なし

横浜――チャンスらしいチャンスをほとんど作れず

[J1第34節]横浜0-1G大阪/11月3日/日産スタジアム

【チーム採点・寸評】

横浜 5.5

前節から5選手を入れ替えて臨んだが、結果として奏功せず。守備的に戦う相手に対して押し込む時間は長くても、チャンスらしいチャンスをほとんど作れていない。勝ち続けるしかない状況で敗戦。川崎の連覇を許してしまった。

横浜――仲川の左足シュートはわずかに枠外へ

MF

10 マルコス・ジュニオール 5.5(78分OUT)

ボールを受けて、周りを使い、リズムをもたらす。しかし違いを生み出すことはできなかった。

FW

7 エウベル 5(84分OUT)

スペースを消された状態で持ち前のドリブル突破は冴えず。松原との連係面にも課題を残す。

FW

9 レオ・セアラ 5.5(78分OUT)

バー直撃のオーバーヘッドキックなど惜しい場面はあったが、周囲との連係で崩す試みは少なかった。

FW

38 前田大然 5.5

スプリント能力を存分に発揮してチャンスメイク。ただし自身が決められるシーンは皆無に等しい。

途中出場

FW

23 仲川輝人 5.5(71分IN)

出場直後の74分に放った左足シュートはわずかに枠外へ。天と地の差とも言えるワンプレーだった。

FW

41 杉本健勇 -(78分IN)

87分に放った乾坤一擲のヘディングシュートを決めきれず。ゴールへ向かう迫力は見せつけたが……。

DF

25 小池龍太 -(78分IN)

最近は左SBでの出場が増えているが、本職の右SBよりもさまざまな面で性能が落ちてしまう。

MF

14 天野 純 -(78分IN)

杉本にピタリと合わせた左CKは秀逸。しかし流れの中から決定機を作ることはできなかった。

FW

18 水沼宏太 -(84分IN)

得意の右足クロスは力みが先行し、ラインの外へ。せめてゴール前へボールを供給したかった。

監督

ケヴィン・マスカット 5

定番になりつつある2トップへの変更でも流れは変わらず。停滞感が漂っているのは気がかり。

G大阪――残留に向けて大きな勝利を手にする

[J1第34節]横浜0-1G大阪/11月3日/日産スタジアム

G大阪――パトリックのあきらめない姿勢はまさしく献身的

MF

15 井手口陽介 6

ポテンシャルを考えれば物足りない。それでも最後まで足を止めない姿勢で勝利に貢献した。

MF

29 山本悠樹 6.5(76分OUT)

バランスを保つことを優先しつつ、得点場面のように機をうかがって高い位置に進出してひと仕事。

FW

18 パトリック 6

ルーズボールに対してあきらめない姿勢はまさしく献身的。ゴールはなくてもチームの勝利はあった。

FW

39 宇佐美貴史 6(71分OUT)

後方からのボールを引き出すためのランニングでチームを助ける。先発選手としての役割は果たした。

途中出場

DF

24 黒川圭介 6(44分IN)

前半終了間際に負傷した藤春に代わって左SBへ。守備意識高くプレーすることで好気流を生む。

DF

27 髙尾 瑠 6(71分IN)

リードしている展開で最終ラインに入り、システム変更後は3バックの一角として守備に一役買う。

FW

28 ウェリントン・シウバ 5.5(71分IN)

カウンターの急先鋒として投入されるも、チームとして奪ったボールをすぐに失う場面が多かった。

MF

8 小野瀬康介 -(76分IN)

右ウイングバックとして蓋をしつつ、チャンスの場面では最前線まで飛び出してゴールを狙う。

MF

17 奥野耕平 -(76分IN)

中盤の汗かき役として与えられた仕事を全うする。目立ったわけではないが貢献度は高かった。

監督

松波正信 6

我慢の時間が長くなることは想定済みだろう。ワンチャンスを生かし切り、アウェーで貴重な勝利。

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