U-23アジア杯予選、日本が4-0白星発進! 松木、甲田、中村の高校生プレーヤーが3発と躍動
カンボジアの抵抗に苦しむも要所で加点し初戦勝利を掴む
U-23アジアカップ予選のU-22日本代表対U-22カンボジア代表の一戦が10月26日、福島のJヴィレッジスタジアムで行なわれ、4対0で日本が勝利を収めた。
パリ五輪世代を中心に、4人のオーバーエイジ世代の選手も加えた日本は、立ち上がりから積極的な試合運びでカンボジアを押し込んだ。10分には、CKのチャンスに加藤聖(長崎)のクロスを松木玖生(青森山田高)が頭で押し込んでネットを揺らす。日本が幸先よく先制する。
その後カンボジアの粘り強い守備と、高い個人技の前に苦しみ、膠着する場面も見られたが、横浜DFの角田涼太朗とともに、尚志高DFのチェイス・アンリが堅実なディフェンス対応を見せ、ゴールを許さない。
すると、前半終了間際の44分には敵陣中央へ持ち込んだ甲田が左足を振り抜き、強烈なシュートでネットを揺らす。日本が2-0と突き放し、前半を終了した。
雨脚が強まった後半も日本が前線からのプレスでカンボジアを押し込んだ。52分には敵最終ラインを突破したFW細谷真大(柏)が左足で流し込み3点目。さらに、途中出場の中村仁郎(ガンバ大阪ユース)が左足でミドルシュートを叩き込み、4点目を挙げた。
試合は4-0でタイムアップ。初戦を勝利で飾った日本は4ゴールのうち、高校年代の選手が3点を挙げるなど躍動。最終ラインでもチェイス・アンリが力強いプレーで存在感を見せた。
日本は28日にU-22香港代表と対戦する。