「どうしても自分のゴールで勝ちたかった」G大阪・宇佐美貴史がパナソニック役員と試合前に交わした約束
「ヒーローインタビューをやってくれと…」
ガンバ大阪の宇佐美貴史が、試合前にスポンサーと交わした約束を見事に遂行して見せた。
J1リーグ第33節でホームにサガン鳥栖を迎えたG大阪は、開始10分に幸先よく先制。高速カウンターから宇佐美が今季5得点目を決め、この一発を最後まで守り抜き、3試合ぶりの勝利を手にした。
得点を決めた宇佐美は、試合後のフラッシュインタビューで、「今日は本当に大事な試合だったので、どうしても自分のゴールで勝ちたかった」と並々ならぬ思いを持って臨んだことを告白した。
さらに、試合前にクラブのダイヤモンドパートナーであるパナソニックの役員と交わした会話の内容を明かし、約束を果たせたことを喜んだ。
「試合前にパナソニックの副会長から、点を取ってヒーローインタビューをやってくれと言われていたので、その約束をしっかり果たせて良かったです」
見事約束を果たした宇佐美は、今季の残り5試合へ向け、「できるだけ多くの勝点を積んで、なるべく上に行くという意識でチーム全員でやっていきたい」と意気込みを口にした。