日本語で返答のG大阪パトリック「ほんと、大変。浦和めちゃきついね」
[10.16 J1リーグ第32節 浦和 1-1 G大阪 埼玉]
プレッシャーが懸かるPKとなっただろう。しかし、ガンバ大阪FWパトリックはきっちりとネットを揺らし、チームに勝ち点1をもたらした。
浦和にボールを保持されながらも失点せずに試合を進めたG大阪だが、後半アディショナルタイムにPKから失点。残された時間は限られていたものの、すぐさまチャンスが訪れる。PA内で仕掛けたパトリックがDF岩波拓也のハンドを誘ってPKを獲得。自らキッカーを務めると、きっちりとゴールを陥れた。
価値あるゴールでチームに勝ち点1をもたらした。試合後のインタビュー冒頭では「ほんと、大変。浦和めっちゃきついね」と日本語で返答。その後はポルトガル語で対応し、「浦和のアウェー戦は僕らにとってすごく難しいゲームになると思い、準備してきた」と続けた。
「最後の最後で失点してしまったが、チームが諦めずに戦う姿勢を最後まで貫き、僕たちもPKで同点に追い付いた。その後、追加点を取れるチャンスがあったのに決め切れなかったのは残念だけど、皆がよくプレーしたと思う」
そして、自身のゴールはクラブ通算1600ゴールに。「記念のゴールになったのは嬉しい」と喜びを表しつつ、「まだゲームがあるので、ガンバがいるべきポジションに皆で持っていけるように頑張ります」と次戦以降に向けて意気込みを示した。