G大阪「30周年記念マッチ」で5失点惨敗 松波監督「非常に申し訳ない」
「明治安田生命J1、G大阪1-5札幌」(2日、パナソニックスタジアム吹田)
G大阪が「クラブ創立30周年記念マッチ」で惨敗を喫した。
試合前には22年シーズンから使用する新エンブレムと新ロゴをピッチ上で発表。ハーフタイムには、クラブがこれまでに獲得してきた9個のタイトルにちなみ、ゴダイゴが「銀河鉄道999」を演奏するなどの企画で盛り上げたが、肝心の試合ではミスが連発した。
開始5分にDF金英権の自陣でのパスがカットされ、札幌MF駒井に先制を許すなど前半だけで3失点。後半開始早々の2分にも札幌MF金子に4点目を決められるなど失点を重ねた。
今季低迷が続くG大阪は9月28日に前仙台監督の木山隆之氏が新たにトップチームコーチに就任することを発表。今季終了までという異例の契約で13位からの浮上を図ったが、厳しい結果となった。
試合後の松波正信監督は記念試合での大敗に厳しい表情。「クラブにとって非常に大事な試合の中で、この結果になってしまったのは非常に申し訳ないというところです。相手が前からプレッシャーをかけてくる中でボールロストが非常に多く失点につながってしまった。それがすべてではないかと思います」と話した。