G大阪痛恨 仙台に12試合ぶりの勝利献上 矢島「気持ちで解決する問題ではない」
「明治安田生命J1、G大阪2-3仙台」(12日、パナソニックスタジアム吹田)
13位・G大阪はホームで19位・仙台に痛恨の黒星を喫した。2度リードを許しながらも追いつく気迫は見せたが、後半34分にカウンターから途中出場の仙台FW西村拓真に3点目を決められて力尽きた。
5日のルヴァン杯準々決勝・C大阪第2戦(パナスタ)で0-4と大敗。クラブ史上初となる大阪ダービー4点差敗戦のショックを振り払いたいところだったが、降格圏に低迷する仙台に12試合ぶりの勝利を献上。ホームで2試合連続の痛すぎる敗戦となった。
さらには負傷者も続いた。MF小野が前半16分に、DF高尾が後半18分に負傷交代。松波監督は詳しい状況はまだ分からないとしながらも「おそらく筋肉系だと思います」と説明。当面離脱する可能性が出てきた。
小野の負傷で緊急出場した1得点を決めたMF矢島は危機感を訴える。「気持ちとか戦う姿勢とかはみんな持っているんですよ」と大阪ダービーの惨敗後に指摘されたことについて言及。そして「僕は今日もダービーと同じ気持ちで一試合一試合戦おうと思っているんで、(試合に)入って点取ったんですよ。だから戦うとか気持ちとかで解決する問題じゃなくて今は。なんで失点したのかとか、失点したシーンだけを見てここをこうしたとかじゃなくて、どうして失ったのかとか、誰が正確にサポートしていないといけないかというのをチーム全体で見直さないといけないとは思っています」と話した。