“初物”に優しいG大阪…松波監督「確かに昔からある」とC大阪MF乾警戒 5日ルヴァン杯準々決勝第2戦

あす5日にルヴァン杯準々決勝第2戦C大阪戦(パナスタ)を迎えるG大阪の松波正信監督(46)が、元日本代表MF乾の“初陣”を警戒した。「本当に実績を含めてレベルの高い選手。しっかりと抑えるのは大事」。スペインやドイツで10年間プレーし、ロシアW杯でも2得点したテクニシャンを自由にさせないことが勝利へのポイントとした。

もう一つ懸念材料がある。G大阪は移籍してきた選手やルーキーなど“初物”に優しい傾向がある。今季もFC東京から移籍して初出場となった横浜FCのMFアルトゥール・シルバに決められ、また同戦ではFWフェリペ・ヴィゼウの移籍後初得点も許した。

松波監督は「あまり気にせずにやりたい」としつつも「確かに昔からそういうのがあるな、とは思う」。自身の現役時に柳沢敦のJ1初得点(96年8月31日)や城彰二にプロ初得点(94年3月12日)を与えた過去を振り返り「警戒しないといけない」と力を込めた。

第1戦で劇的な勝利を手にし、引き分け以上ならば2大会ぶりのベスト4進出が決まる1戦。だが「勝つことを想定して戦う」と消極的戦法はとらない。宿敵に勝利し、7月中旬から続いた真夏の15連戦のラストマッチを飾る。

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