DF昌子源も不在で臨む大阪ダービー3戦目 松波正信監督「影響はゼロではない。しかし…」

G大阪は4日、ルヴァン杯準々決勝第2戦・C大阪戦(5日・パナスタ)に向けて前日練習を行い、松波正信監督らが取材に応じた。アウェーの第1戦(2日)は1―0と勝利し、アドバンテージを持って第2戦に挑む。だが、あすは急きょ日本代表に追加招集されたDF昌子が不在。リーグ戦も含め、異例の大阪ダービー3連戦のラストゲームを前に、松波監督は「(昌子不在の)影響がないと言えば、ゼロではない。しかし、連戦はいろいろな人選で試合をこなしてきた。そういった意味では、影響は少ないのかなと思います」と話した。

韓国代表に参加中のDF金英権も含め、日韓代表の2人が不在。2日の対戦で勝利した3バックのシステムを継続するなら、DFラインは三浦、菅沼、ルーキーの佐藤の起用が予想される。さらに指揮官は今夏加入した本職はサイドバックやウイングバックのDF柳沢についても「3バックも十分できる選手。それも含めて、明日の立ち位置は決めたい」と話した。

C大阪はMF清武が負傷離脱し、先日加入が発表されたMF乾が出場する可能性もある。DF菅沼は「相手は勢いがある。ポゼッションもうまい。複数得点を狙いに来る。受けに回らず、0―0の気持ちから先制点を取れたら有利になる。(乾は)ドリブルのカットインからの独特な間合い、パターンがある。1人では難しいので、2人で守れるように」と警戒心を強めた。

チームはこの試合が、7月17日の福岡戦から週2試合のペースが続いた15連戦のラスト。選手たちは疲労困ぱいだが、松波監督は「最後の力を振り絞って、出し切ってくれると思います」と負けられない大阪ダービーでの選手たちの踏ん張りに期待をかけていた。

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