YBCルヴァンカップ準々決勝、セレッソ大阪vsガンバ大阪の第1戦が9月1日にヨドコウ桜スタジアムで行われ、0-1でG大阪が先勝した。

AFCチャンピオンズリーグ出場組のため、このプライムステージから参戦するC大阪とG大阪。両者は8月末のリーグ戦でも激突しており、パナソニックスタジアム吹田で行われたその一戦はC大阪に軍配が上がった。

準々決勝第2戦を含めて3連戦となる大阪ダービー。その2試合目となる今回は、ホームのC大阪が攻勢に出る。

まずは13分、チアゴの鋭い縦パスを起点にボックスへ侵入。最後は山田がボックス右から右足を振り抜くが、GK東口に弾かれ枠の外に弾かれてしまう。

21分には中島がボックス右からカットインし左足を一閃。これもGK東口に防がれると、28分のボックス手前からのミドルシュートも東口を際立たせる一本となってしまった。

前半はシュート0本に抑えらてしまったG大阪は、58分の井手口のシュートが枠に収まり、初めてチャンスらしいチャンスを演出。その後は攻めあぐねる時間が続いた中、67分に宇佐美を下げて投入した山見が好きを狙ったループシュートで相手ゴールを脅かす。

C大阪は積極的に交代カードを切りながら得点を狙うも、前半ほど前に進む回数は増えない。

すると終盤の89分、G大阪は山見と同じタイミングで投入していた柳澤が右サイドからボックス手前中央に横パスを入れると、これを受けた山見が素早く左足に持ち替えてシュート。

これが見事な軌道を描いてゴール左上に突き刺さり、土壇場でアウェイチームが先制。

試合はこのまま終了し、G大阪は貴重なアウェイゴールを奪ってホームでの第2戦に臨むことになった。

セレッソ大阪 0-1 ガンバ大阪

【G大阪】

山見大登(後44)

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