G大阪が特別指定選手の一撃で清水に1-0勝利!関西学院大4年生、山見大登がJ初出場で決勝弾!

G大阪は3試合ぶりの勝利

J1リーグは8月13日、第24節の1試合を開催。IAIスタジアム日本平で行なわれた清水対G大阪の一戦は、1-0でアウェーの後者が勝利を収めた。

勝点24で14位の清水と同26で13位のG大阪、わずか2ポイント差の直接対決となった。

ホーム清水は前節から3選手を変更。4-4-2の布陣で、GK権田修一、DFは右から原輝綺、ヴァウド、井林章片山瑛一、MFはダブルボランチに松岡大起と河井陽介、右に西澤健太、左に後藤優介、2トップは鈴木唯人とチアゴ・サンタナという並びになった。

一方、7月17日から中断期間中も週2試合のペースで未消化試合を行なってきたG大阪は、前節から4選手を入れ替えた。3-4-2-1のシステムで、GKは東口順昭、DFは三浦弦太、昌子源、キム・ヨングォンの3枚、右のアウトサイドに柳澤亘、左に藤春廣輝、中央はダブルボランチに山本悠樹と倉田秋、シャドーの位置に矢島慎也と宇佐美貴史、1トップにレアンドロ・ペレイラという顔ぶれになった。

試合はアウェーのG大阪がボールを繋ぎながら相手ゴールに迫る。7分に柳澤のクロスに反応したL・ペレイラが強烈なヘディングシュートを放つが、クロスバーに嫌われゴールならず。

次第にオープンな展開になり清水も反撃。16分にサンタナがグラウンダーの鋭いシュートを放つが、GK東口のファインセーブにあう。

その後も両チームが攻め込む時間帯を作るものの、ゴールは生まれずスコアレスで前半を折り返す。

雨足が強まった後半はホームチームのチャンスから始まった。55分に得た左CKからサンタナがネットを揺らすが、手で押し込んでしまいイエローカードを受け、ノーゴールに。

直後にG大阪も反撃。矢島のパスに反応したL・ペレイラがペナルティエリア右から鋭く反転シュート、勢いのあるボールはゴール左のポストに嫌われた。

清水は中山克広、宮本航汰、滝裕太らを投入。対するG大阪も黒川圭介、奥野耕平、小野裕二のほか、関西学院大のFWで特別指定を受けている山見大登らを送り出した。

するとG大阪の山見が躍動。78分にフリーでボールを受けると強烈なシュートを放つ。これはGK権田に防がれるものの、82分に歓喜の瞬間が訪れた。

山見はロングボールを右サイドで受けると、鋭くカットイン。ペナルティエリア内に侵入すると左足を一閃。綺麗なカーブを描いた軌道は、ゴール左上に決まりG大阪が先制に成功する。結局このゴールが決勝点となり、1-0でG大阪が勝利を収めた。

この結果、清水は勝点24は変わらず、3試合ぶりの勝利となったG大阪は同29に伸ばした。

次節、清水は天皇杯の川崎戦後に敵地で湘南と対戦、G大阪は天皇杯の松本戦後にホームでFC東京を迎え撃つ。

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