【J1注目プレビュー|第2節:G大阪vs鹿島】今度こそ降格圏脱出なるか、鹿島は2週間で“堅守”対策をどう講じたか

【明治安田生命J1リーグ第2節】

2021年7月24日(土)

19:00キックオフ

ガンバ大阪(17位/17pt) vs 鹿島アントラーズ(8位/32pt)

[パナソニック スタジアム 吹田]

◆降格圏脱出へ再トライ【ガンバ大阪】

前節はホームにヴィッセル神戸を迎えての一戦。上位チーム相手にパトリックのゴールで先制するが、ドウグラス、田中順也と前半で連

続失点。そのまま1-2で敗れた。

逆転の敗戦となったが、チームとしては落ち込む暇はない。他クラブがしばしの休暇をもらいコンディションやチームを立て直す中、G大阪は開幕直後の休みのツケが回ってくる。

新型コロナウイルスがチーム内でクラスターとなり、1カ月活動停止。その間中止になった試合が、この中断期間に一気にやってくる。

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)から続く移動と過密日程の連戦を乗り越えなければ、残留へ厳しさを増すこととなる。

神戸戦でもターンオーバーを見せたように、選手をやりくりしながらコンディションを整ええて連戦に挑む必要がある。

攻撃の形はできつつある中で、手薄なポジションに誰を起用するのか。松波正信監督の采配にも注目が集まる。

★予想スタメン[3-4-2-1]

GK:東口順昭

DF:三浦弦太、昌子源、キム・ヨングォン

MF:小野瀬康介、奥野耕平、倉田秋、黒川圭介

MF:矢島慎也、宇佐美貴史

FW:レアンドロ・ペレイラ

監督:松波正信

◆堅守に脆い攻撃をどう対策する【鹿島アントラーズ】

2週間ぶりの試合をとなる鹿島。前節はアウェイで柏レイソルと対戦し、2-1で敗戦を喫した。

苦しむ下位チーム相手に敗戦を喫した鹿島。止められたバスを動かす力は今の鹿島に備わっておらず、当面の課題となりそうだ。

柏戦も中央を固められた結果、エヴェラウドを生かせずに逆襲を食らう展開に。北海道コンサドーレ札幌戦は、相手が前からくる形のために4-0と結果を残したが、その前の大分トリニータ、ベガルタ仙台と下位チーム相手でも守備を固められると何もできない状況は変わっていない。

2週間の準備期間で明確なウィークポイントをどう改善したのか。改善されたものを少しでも見せてもらいたいものだ。

★予想スタメン[4-2-3-1]

GK沖悠哉

DF:常本佳吾、林尚輝、犬飼智也、杉岡大暉

MF:レオ・シルバ、ディエゴ・ピトゥカ

MF:ファン・アラーノ、荒木遼太郎、土居聖真

FW:エヴェラウド

監督:相馬直樹

東京五輪出場選手:町田浩樹、上田綺世

リンク元

Share Button