ガンバ大阪、歴代最強外国籍選手5人(1)。衝撃のモンスター…! 驚異のフィジカルが日本の度胆を抜く

1993年に開幕したJリーグ。その間、世界的なスター選手や素晴らしい素質を持った外国籍選手たちが活躍している。今回は、ガンバ大阪で活躍した外国籍選手を5人紹介する。

エムボマ(カメルーン代表)

生年月日:1970年11月15日

在籍期間:1997年~98年夏

通算成績:34試合出場/29得点

パトリック・エムボマはカメルーンで生まれ、幼少期にフランスへ渡っている。1990年にパリ・サンジェルマンに加入したが、負傷などで出場機会に恵まれずにレンタル移籍が続き、1997年にガンバ大阪に移籍することになった。

1年目の開幕戦でいきなり観客の度肝を抜くゴールが生まれた。左のPA角でボールを受けたエムボマは2人のDFを剥がすと、3人目のDFをリフティングで交わしてそのまま左足を振り抜いてゴールネットを揺らした。

97年は25ゴールで得点王とベストイレブンに輝いている。身長185cmの強靭なフィジカルでJリーグのDFたちを次々にねじ伏せていった。このころからカメルーン代表にも選ばれるようになり、翌年のフランスワールドカップにも出場した。

ワールドカップ後にガンバ大阪を退団したエムボマは、イタリア、イングランド、リビアでのプレーを経て日本に戻ってきた。東京ヴェルディとヴィッセル神戸で1年半ずつプレーし、Jリーグ通算では79試合48得点という数字を残している。

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