ACLウズベク組で集団感染か…川崎Fのスタッフ2人、G大阪の選手2人・スタッフ2人がコロナ陽性
ガンバ大阪は15日、選手2人とチームスタッフ2人が新型コロナウイルス検査で陽性判定を受けたと発表した。同日には川崎フロンターレもチームスタッフ2人が陽性判定を受けたと発表。両クラブは6月下旬から7月中旬にかけて、ウズベキスタン・タシケントで行われていたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に参戦しており、いずれも帰国後のPCR検査で判明した。
両クラブの発表によると、他の選手・スタッフは全員が陰性で、濃厚接触者はなし。全員がチャーター便で帰国したため、一般客との同乗はなく、宿泊施設までの移動を含む国内の移動も専用車両で行ったという。
また両クラブの選手・関係者は政府との事前協議により、日本への入国後14日間は宿泊場所と練習場・試合会場以外の外出を禁止。入国後14日間は毎日の抗原定性検査、入国後3日目にはPCR検査を実施した上で、陰性を判定された者がチーム活動に参加するルールとなっていた。
G大阪は14日に実施したPCR検査の結果を踏まえ、活動を再開する予定。川崎Fも15日にPCR検査を受検し、活動再開する。
両クラブは「関係者等の安全確保と健康維持を最優先に、感染拡大防止と注意喚起に取り組む一方、関係機関の方針や行動計画に基づいて迅速に対応してまいります」としている。
なお、17日に予定されているJ1第21節の福岡対G大阪戦、J1第18節清水対川崎F戦はいずれも陽性者を除いて開催されるという。試合前には全員がJリーグガイドラインに基づいたオンサイト検査を受け、陰性判定を得た者のみエントリー可能となる。