G大阪、今季2度目のコロナ陽性者発生 ACL・ウズベキスタンで感染の可能性も
G大阪は15日、新型コロナの陽性者が選手及びスタッフの計4人が、新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことを発表した。4人は6月末よりウズベキスタンで行われていたACL1次リーグに参加。症状はなく、今月12日にチャーター機で帰国した際の検査では全員が陰性だった。その後、バブル方式の中で宿泊施設等での隔離生活を送っていたが、14日の検査で陽性者が発覚した。G大阪からの陽性者は、計8人が感染してクラスター認定された3月に続き2度目となる。
感染経路は不明だが、ウズベキスタンでのACL期間中、感染対策の甘さに不安を訴える選手もいた。選手たちはホテルと練習、試合のみに行動が制限されていたが、移動時などマスクをしていない現地の人々との接触が避けられない場面もあるなど、対策は十分とは言えなかった。
現時点では4人以外は陰性、また濃厚接触者にも当たらないとの判定を受けており、24日の福岡戦(アウェー)は陽性者を除き開催予定。G大阪では3月のクラスター発生時、約2週間の活動停止に。その際に延期となった計6試合のうち、5試合の代替日程が、五輪期間中に7月24日の鹿島戦(パナスタ)から組まれている。現在19位とJ2降格圏に低迷する中、真夏の15連戦という過密スケジュールを前に、再びコロナの影響を受けることになった。