ガンバ大阪、歴代ガッカリ外国籍選手5人(4)。韓国の新人王なのに…破格オファーも水の泡…
1993年に開幕したJリーグでは、数多くの外国籍選手がプレーしてきた。活躍した選手もいる中で、期待を大きく裏切って帰っていった選手も少なくない。今回は、ガンバ大阪で活躍できなかった外国籍選手を5人紹介する。※年齢は加入時、成績はG大阪在籍時のもの。
イ・スンヨル(韓国代表)
生年月日:1989年3月6日(22歳)
在籍期間:2012年~同年7月
Jリーグ成績:8試合出場0得点
韓国出身のイ・スンヨルは2008年にFCソウルでデビューし、同年のKリーグ新人王を獲得している。韓国代表としても2009年にU-20ワールドカップに出場。翌年にはA代表デビューを飾ると、日本代表戦でゴールを奪って東アジアサッカー選手権で得点王に輝き、南アフリカワールドカップにも出場を果たした。
エースだったイ・グノが抜けた2012年、ガンバ大阪はイ・スンヨルを獲得した。序盤はチャンスが与えられたが、この年から指揮を執るセホーンとヘッドコーチの呂比須ワグナーが3節終了後に解任。松波正信が後任に就くと、その後は出場機会が減少した。
リーグ戦8試合、253分のプレーに終わったイ・スンヨルは、7月に蔚山現代へ期限付き移籍となった。破格のオファーでG大阪が獲得した韓国代表FWは、日本で結果を残せず。Kリーグでも目立った結果が残せないシーズンが続き、2016年10月に第一線を退いている。