キレッキレ川崎修平がハット達成!! G大阪、PK2本失敗も…ゴールラッシュで8発快勝
[7.7 ACLグループH第5節 G大阪 8-1 タンピネス タシケント]
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は7日、グループリーグ第5節を行い、H組ではガンバ大阪がタンピネス(シンガポール)と対戦し、8-1で快勝した。開幕節以来となる白星を獲得したG大阪は、10日に開催される第6節で全北現代と対戦する。
3試合連続ドローで自力での首位通過が消滅したG大阪。崖っぷちで迎えたタンピネス戦では、序盤からフィニッシュに持ち込む積極性を示すと、前半21分に先制に成功する。DF昌子源がゴール前に浮き球のパスを送ると、反応したFW一美和成がヘッドで落とし、MF倉田秋がトラップから右足を一閃。勢いよく飛び出したボールは鮮やかにネットを揺らし、スコアを1-0とした。
さらに前半25分には中盤でボールを受けたFW川崎修平が個人技で魅せる。スピードアップさせて対面する相手を振り切り、寄せてくる相手を巧みにかわしてPA内に持ち込むと、右足のシュートで相手GKの股を抜いてゴールを陥れ、リードを2点差に広げた。
前半26分にはCKの流れからDFダニエル・ベネットに放たれたシュートがポストを叩いて難を逃れるが、直後のCKからベネットにヘディングで沈められて1点差に詰め寄られてしまう。しかし、同28分、右サイドを鋭いドリブルで切り裂いた川崎のラストパスをゴール前でフリーになった一美が蹴り込み、再びリードを広げた。
前半38分にはPA内で仕掛けたFW宇佐美貴史が相手選手のファウルを誘ってPKを獲得。しかし、宇佐美のシュートはGKシャズワン・ブハリにストップされ、こぼれ球に走り込んだMF井手口陽介のシュートも体を張ったブハリに阻まれてしまった。
3-1と2点をリードして後半を迎えると、同7分に一美のシュートのこぼれ球を川崎が蹴り込んで4点目。さらに同17分には、川崎がPA内でファウルを誘ってPKを得るが、キッカーを務めたMFウェリントン・シウバのシュートは、またもやブハリに弾き出されてしまった。
その後の好機を生かし切れずに追加点をなかなか奪えなかったが、後半30分にDF黒川圭介のラストパスを受けたW・シウバが右足のシュートでネットを揺らし、同33分には最終ライン裏に抜け出したFWレアンドロ・ペレイラのアシストからFWパトリックが決める。そして、同35分には右サイドでボールを受けた川崎がPA内に持ち込み、右足のシュートでハットトリックとなるゴール。同43分にはパトリックが自身2点目を沈め、G大阪が8-1で快勝した。