松波監督に託されたG大阪の「命運」 体制継続を正式決定 小野社長「巻き返しができると信じ決定」

G大阪は1日、暫定的に指揮を執ってきた松波正信監督(46)の続投を正式決定した。兼任していた強化アカデミーは和田昌裕取締役兼普及部長が統括。小野忠史社長はクラブHPで「現状を十分把握している松波監督体制において必ずや巻き返しを図ることができると信じ、松波監督体制の継続を決定しました」とコメントした。

5月12日・広島戦後に宮本恒靖監督との契約を解除。その後は松波体制の継続を視野に入れつつ「日本人」や「経験豊富」「ACL指揮経験」という条件を元に後任人選を進めていた。だがクラブ外部との交渉はシーズン途中ということもあり難航。25日に開幕するACLから逆算して6月上旬をリミットに設定する中「条件面を含めてガンバ大阪が求める監督がマッチしなかった」(小野社長)。

さらに現体制発足後は2連敗スタートとなったが、残留へ“勝負の3連戦”と位置付けた初戦・徳島と2戦目・横浜FCに勝利。「チームの団結力が日々向上していること、松波監督体制においてチャレンジングな試合内容へと変化しつつあること」(小野社長)が現体制継続への追い風になった。

あす2日には敵地・湘南戦。引き分け以上で今季初の残留圏に浮上する。

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