G大阪、初連勝 PKまでVARで3分の“間”もレアンドロ・ペレイラ「プレッシャーなし」
◆明治安田生命J1リーグ第17節 G大阪2―0横浜FC(30日・パナスタ)
G大阪がFWレアンドロ・ペレイラの今季初ゴールを含む2得点の活躍で、今季初の連勝を飾った。前半42分にPKで加入後初得点を奪うと、後半10分にはMF矢島からの絶妙なスルーパスを受け、GKとの1対1を冷静に沈めた。加入後14試合目でのG大阪初得点に「この得点で落ち着きを持って次の試合に臨める」と表情を緩めた。
昨季広島で15ゴールを挙げ、今季G大阪に加入。しかし開幕から不振に苦しみ、宮本前監督の解任など、チーム状況も影響して力を出せない試合が続いた。この日は8試合ぶりに勝利した27日・徳島戦から、中2日とあって先発6人が変更。徳島戦は後半45分からの出場だったが、この日は先発のチャンスを得ると、初ゴールを契機に本来のゴール前での落ち着きを取り戻した。
初ゴールとなったPKまでは、VARのチェックで約3分の“間”があった。重圧がかかる場面だが「PKをもらえるかなとは考えていたが、決める自信はあった。プレッシャーは特になかった」と言い放った。チームはいまだ18位と降格圏に沈むが、ストライカーらしい強心臓を持つブラジル人助っ人の復調は、明るい材料だ。